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第1話 6ヶ月の余命
それは、見つかる迄は全然症状がなかったのです。
町医者で胃カメラの診察して胃に入らず途中でやめたのです。気になり医師に聞いた所、中に入らないので抜きました。
総合病院に紹介状を持って診察しました。
結果は胃癌と食道癌が転移している結果で余命6ヶ月とその場で告知されて即入院でした。
私は突然の結果にがっかりし6ヶ月の余命どう過ごしていくかすごく悩みました。
とにかく成功を祈り手術しました。
胃癌と食道癌は全摘でしたので2ヶ月寝たきり状態でした。
お陰で生命は助かりました。
その時は涙があふれ止まりませんでした。
それから私の癌治療が始まりました。
腸に管を入れて栄養剤を毎日四時間の点滴です。
今も続けています。
今年で3年になります。
とにかく命は助かったものの今まで普通に出来たのが出来なくなりました。
なので身辺整理始めたのです。
万が一寝たきりになった場合に何も出来なくなると困ると思い始めたのです。
食事はほんの少しだけ、食べ過ぎると吐きます。大変です。
前の生活とは全然違います、30キロ体重減りました。
大好きな趣味は出来なくなりました。残念です。
所でお酒は昔から飲まないです。
タバコは1日一箱吸いました。
癌の原因は過労とストレスでした。
今も月二回通院してます。
強い抗がん剤療法を選び具合悪くなるし大変でした。
現在は少し落ち着きました。点滴と食事は同じです。
元気なあの時が懐かしいです。楽しかった日々。
日頃、体の検診は必要だなとつくずく思いました。頑張ります。